顎関節症②

こんにちは☺

前回同様本日も「顎関節症」についてお話していきます。

まず、顎関節症の症状①を説明していきます。

症状としては、顎運動(口をあけたり閉じたりするとき)の痛みです。口を開けたり閉じたりすると時や食事をしているいわゆる咀嚼時に下顎頭が動くことで顎関節に痛みが出たり、咬筋、側頭筋などといった咀嚼筋に筋痛が生じます。患者さんには顎関節症と筋痛を区別することができず、顎のあたりが痛いといわれることが多いため、治療にあたっては正確な診断が必要です。

 

咀嚼筋痛

筋肉の痛みはさまざまな病態によって生じます。最も一般的な病態は筋、筋膜痛です。筋、筋膜痛の特徴は鈍いような痛みです。また、狭い範囲を指で押したりすると、痛みを生じることも特徴です。

 

顎関節の痛み

顎関節自体に痛みが生じる主な病態は、顎関節は構成する周囲の軟組織の慢性外傷です。顎関節の滑膜、関節包あるいは関節円板の後部にある結合組織などに細菌感染のないいわゆる外傷による炎症が生じ、そのことで痛みが生じます。これら組織に炎症が生じると顎運動時に下顎頭の動きにより神経が刺激さえれて痛みが生じます。

今回はここまでですが、順を追って症状②、症状③、症状④を説明させて頂きます。

次回お楽しみに(^_-)-☆